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2019年06月08日 [FAQ]

弁護士と司法書士と行政書士の違いとは?

大学を卒業したばかりで、これから社会人として少しでも会社のため、世の中のためになれる人間として生きていくことが人生の目標ですが、学生時代は経済学部で与えられた課題は自分なりにきちんとこなしてきましたが、正直社会情勢や専門の経済についてもまだ分からないばかりです。
先日これから入社する会社で新入社員を集めた食事会があったのですが、難しい話についていけなくて、大学の4年間一体何をしてきたのか情けなくなり自分に幻滅しています。
仕事柄弁護士や司法書士などの法律を扱う先生たちとも良く会わなければいけないみたいなのですが、その時は適当に話を合わせましたが、行政書士を含めてそれぞれの詳しい仕事内容が良く分かりません。
素人でも分かりやすいように、この3つの仕事の違いを説明してもらえないでしょうか?


回答

それぞれが異なる目的の資格を所有しています。


法学部を卒業したわけではないので、士業の仕事について詳しく分からなくてもそれほど気にする必要はないと思います。
弁護士と司法書士の違いについては、社会人でもきちんと区別できていなくて、良く質問を受けますのでご安心ください。
弁護士とは司法試験に合格して、その後研修を受けて、トラブルを法律的に解決するための訓練を受けた法律の専門家で、いろいろなトラブルに巻き込まれた方より依頼を受けて、問題を解決に導くことを主な仕事にしています。
司法試験に合格しただけでは弁護士になることはできなくて、司法研修所で裁判をするための研修を受けた後で、再び試験に合格して弁護士会に登録してようやく弁護士として仕事を行うことができるようになります。
全ての法律問題に携わることができる、裁判のプロが弁護士です。
もちろん弁護士が他の士業よりも優れているわけではなく、司法書士と行政書士とは持つ資格が異なるということです。
司法書士は、法律の知識を生かして法務局に提出する書類を作成することが主な仕事です。
そのため司法書士の試験では、公的な書類を作成するために必要なことを試されることになります。
行政書士も法律の知識が必要になる職業で、官公署に提出する書類、遺産相続などの権利義務関係に関連する書類、議事録などの事実証明に関連する書類を作成することを仕事にしていますが、相続や離婚問題でもめている相手との交渉などはできないことになっています。

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