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2019年06月14日 [FAQ]

職場のトラブルを社会保険労務士に相談するメリットは何ですか?

私は会社の経営をしているいのですが、職場内でトラブルが起きてしまって困っており、どのようにして解決するべきかで悩んでいます。
裁判で解決するのは時間も手間もかかってしまうため、もっと別の選択肢を求めているのですが、そのためには社会保険労務士に相談するとよいという情報を得られました。
職場のトラブルに関して社会保険労務士を頼ることにはどのようなメリットがあるのか教えてください。

回答

裁判以外の方法により職場のトラブルを解決してもらえます


社会保険労務士は社会保障法令や労働関連法令に基づいて書類の作成を行い、ほかにも会社を経営していくための労務管理や社会保険などについての相談や指導をするといった仕事となっています。
そのため、会社のトラブルに関しても社会保険労務士は専門家といえる存在であり、それぞれのトラブルを解決するための助言をもらうことができ、有効なアドバイスをしてくれるでしょう。
職場のトラブルが起きると、たとえば解雇やセクハラなどを受けた社員から訴えられるというケースがあり、それを従来は裁判によって解決していたのですが、裁判をすると企業のイメージを低下させる可能性があり、企業にとって大きなリスクがあります。
そこで、最近は裁判以外の方法によって紛争を解決することが注目されるようになっており、このような解決方法については、社会保険労務士が専門家として対応できるのです。
このような解決方法はADRと呼ばれており、日本語に訳せば裁判外紛争解決手続と呼ばれているものであり、こちらは第三者が双方の言い分を聴いて、専門家としての知見を活かして、若い解決を図るという方法です。
社会保険労務士の中にはこのADRの専門家とされる人達がいて、申立から手続きまで代理をしてくれるため、社会保険労務士に頼むことによって、裁判以外の方法によるトラブル解決を実現してくれるのです。
また、社会保険労務士は、そもそも職場でのトラブルが発生しないような環境を整えるためのサポートもしてくれるため、現在、職場のトラブルが起きていなかったとしても、社会保険労務士に相談をする価値はあります。
さまざまなトラブルを未然に防ぐための環境を整えておくことは大切であり、社会保険労務士であれば、就業規則の作成や運用のコンサルティング、人事や労務相談などに対応することができ、職場のちょっとした困りごとの解決のためにも力を貸してくれるのです。
信頼できる社会保険労務士を探して、相談してみましょう。

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