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2019年06月15日 [FAQ]

弁理士を利用する際のポイントはありますか?

私は今度特許を出願したいと考えており、自分で手続きをするのは困難であることが分かったため、便利に手続きを依頼したいと考えているのですが、弁理士といってもたくさんいるため、誰に依頼をすればいいのか、どんな点に気をつければいいのか分かりません。
そこで、弁理士を利用する際のポイントがあれば教えてください。

回答

特許出願の最初から弁理士に依頼して、しっかりと打ち合わせしましょう


弁理士を利用する際には、これから依頼する内容に関する資料をできるだけ用意するようにして、そうすることによって、技術的な内容についてしっかりと説明して理解してもらうことができます。
また、技術の説明をするのであれば、それは従来の技術と比較してどのような違いがあるのかもきちんと分かりやすく説明するべきであり、これまでにない特徴的な部分とそうでない部分をしっかりと区別して伝えることが大切です。
弁理士は技術に関する説明を受けてから、それをもとにしてどのような発明や考案として出願するべきか組み立てていき、最終的にどのくらいの権利をとることができるのかを助言してくれます。
特許の出願をすると、認められない場合には拒絶理由通知が送られてくるのですが、拒絶されてから初めて弁理士を利用するというのはタイミングとしては遅いため、特許を出願する前の段階で弁理士を頼るべきでしょう。
これは、一度拒絶されてしまうと、出願書類に技術的説明を加えることができなくなってしまい、修正することができる範囲が限られてしまうため、十分な権利を得られなくなってしまうからです。
最初から弁理士に依頼しておけば、必要な内容をしっかりと出願書類に盛り込むことができ、できる限りの権利を得られるように弁理士は工夫してくれるため、特許出願を考えているならば、まずは弁理士に相談しましょう。
また、弁理士とは十分に打ち合わせをするようにして、そのときには必要な情報はすべて提供して、しっかりと理解してもらうことが大切であり、出願したい技術について弁理士が正確に理解しなければ、特許出願に問題が生じてしまいます。
特許出願のために慌てて弁理士を探すケースがあるのですが、それよりも会社の顧問弁理士として仕事をしてもらい、長く付き合い続けていったほうが、こちらの技術について正確に理解してもらい、特許戦略について考える際にも有利となります。
弁理士に対しては無料相談ができるため、実際に会って話をしてみて、信頼できそうな弁理士を見つけて、顧問弁理士として活用しましょう。

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