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2019年08月20日 [FAQ]

長く付き合う税理士の選び方は?

もちろん帳簿はつけていましたが、起業してしばらくはほとんど売上があがらずその必要もなく、必死になって私も含めた社員全員で営業に力を入れると、今度は税理士を探している時間がないほど忙しくなってしまいました。
もちろん株式会社として顧問税理士を早く見つけなければいけないことは分かっていますが、とりあえず3月の決算の前まで探せばいいのかな?と考えています。これから長く付き合いことになるので、適当には選ばない方がいいと考えていますが、優秀で頼りになって信頼できる税理士の選び方を教えてください。


回答

経営者との相性も重要なポイントです。


会社を設立して思うように業績があがらなかったり、予想以上に忙しくて、決算ギリギリに混乱して顧問税理士を探す経営者は多いですが、3月などの決算時期に税理士を選ぶことは、はっきり言って難しいです。
なぜなら、3月や12月は税理士の繁忙期で、そんな時に1年分の資料整理をすることはとても困難で、特に優秀な税理士だとたくさんの顧客を抱えているので、安易に契約を交わしてもらえないでしょう。
売上がほとんどないのならともかく、それなりに売上があって、経費がかかっていて、大量の領収書やレシートなどがある場合は、決算に間に合わなくなる恐れもありますので、上半期決算までには顧問税理を見つけることをおすすめします。
それに優秀な税理士には、ただ決算をしてもらえるわけではなく、会社の経営診断をしてくれて、業績アップにつなげてくれます。
加えて、銀行からの融資を引き出してくれるなど、資金調達の指示もしてくれます。
税務や財務はもちろんですが、会社経営のノウハウを総合的に持ち合わせていて、経営コンサルタント的な役割を果たしてくれます。
税理士にも得意分野と不得意分野がありますので、経歴やキャリアもしっかり確認して、できるだけ経営に詳しい顧問税理士を選択しましょう。
優秀な税理士を選ぶポイントは、信頼できて経営者との相性も非常に重要になりますので、必ず面会していろいろな話をした上で決定してください。
税務署や銀行との交渉に強いことも大事なポイントなので、面会した際にその点をしっかり確認しましょう。
スピードもとても重要なので、最初に問い合わせた時や面会した際にいろいろな質問をして、その回答の迅速さも判断材料になります。

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