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2019年09月18日 [FAQ]

失敗しない税理士選びのポイントとは?

一緒に会社を辞めて共同経営者として夢を追ってくれないか?と同期に誘われて、正直かなり悩みましたが、入社2年目からは常に営業でトップの成績を獲得していた彼の誘いを断れば、この先後悔する可能性の方が高いと思って誘いに乗ることに決めました。
彼は営業ではかなりの才能を持っていますが、経営者としての経験は私も同じく全くないわけで、事務方としてこれから手腕を発揮しなければいけない私が、会社設立の準備から顧問税理士選びも担うことになりました。
すでに起業している大学の友人も何人かいたので、いろいろなアドバイスを聞きに行くと、今後長く付き合うことになる税理士は、経営コンサルタントとしての役割もしてくれるので、選び方を間違ってはいけないとのことでした。
パートナーとしてしっかり仕事をしてくれる、頼りになる失敗しない税理士選びのポイントを教えて欲しいので、どうぞよろしくお願いいたします。


回答

複数のポイントを事前に確認しましょう。


まずは税理士の本業でもある、節税対策をしっかりしてくれることを確認しましょう。
税理士であればこちらから特に要求しなくても、節税対策をしてもらえると思っている経営者様も多いことでしょうが、実は節税に積極的でない税理の方が多いようです。
特に古いタイプの税理士は、納税をしっかりしようという考えを持っていて、節税は税理士の仕事ではないと思っているのです。
サービス業として顧客目線の認識を持っている税理士なら、節税も積極的に対応してくれるので、まずはその点を確認してください。
顧問契約を交わす時には、明瞭な料金表を提示してくれて、サービス内容についてきちんと説明してもらえることも、優秀な税理士を見分けるポイントになります。
今どき料金表も持たないような税理士は、信用しない方がいいでしょう。
税理士の主な仕事である決算対策を、きちんとやることは当然ですが、経営者に何も相談しないで勝手に決算書を作成する税理士も少なくないので、その点も事前に確認して、月次報告も自らしっかり対応してくれることも併せて確認しましょう。
現在は金融機関からの融資が必要ないとしても、いずれ必要になる場合もあると考えて、資金調達に強いことも税理士選びの重要なポイントです。
それも含めたレスポンスの早さも、税理士選びでは大事なところなので、契約する前にいくつか難しい質問を投げかけてみて、返事が返ってくるスピードを確認することをおすすめします。

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