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2019年10月23日 [FAQ]

税理士探しが重要な理由とは?

大学を卒業してIT系のベンチャー企業に就職しましたが、入社当時は低すぎる賃金でもしかたないと思って、一生懸命会社のために働いて、自分の能力を最大限に活かして、利益を生むプログラムなども開発してきました。
今年で入社して5年になりますが、多少は収入が増えた程度で、他の社員と比べて絶対に自分が一番会社に貢献しているのに、このままでは満足した収入は得られないと見切りを付けて、独立することを心に決めて最後の勝負に出てみました。
我が社では年俸制をとっているので、社長に年俸アップの直接交渉をすると、見事に撃沈されてしまい、退社に踏み切ることをすでに自分の中では決定して、まだ退職届は出していませんが、それから起業の準備を進めています。
大学の同期で私と同じような悩みを抱える優秀な仲間を見つけることができて、共同経営者としてやっていく予定ですが、会社をつくるとなると顧問税理士が必要ということで、現在税理士探しをしているところです。
会社の経営については二人とも素人なので、起業するまで最低限必要なことは身に付けようとしていますが、税理士探しが重要な理由は何ですか?


回答

税理士によっては本業に集中できない事態になります。


安心して任せられる優秀な税理士を見つけることができれば、経営者は本業に集中することができます。
「税理士は誰でもすることは一緒では?」と考えて、とにかく顧問料の安さで顧問税理士を選ぶ経営者も多いのですが、雇う税理士によって会社で収める税金も変わってきますし、税理士には経営コンサルタントの役割も期待できるため、費用の安さだけで顧問税理士を決めることはおすすめしません。
どのくらいの利益を得て、そのうちどのくらいの経費を使ったかというお金の流れを正確に記録して、申告・納税を行います。
その流れをきちんと把握できていなければ、多額の税金を納めてしまうリスクや、申告や納税に不備が出て、信用にも業務にも支障が出てしまうこともあります。
特に近頃ではITの急激な進化によって、リアルタイムで経営状況を把握することが難しくなってきているため、しっか管理理体制を整えている税理士事務所を探すことがとても重要になります。
フットワークが悪く対応も遅い、昔ながらの体質の税理士事務所は、IT企業であれば絶対に避けた方がいいでしょう。

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