業者選びに役に立つ法律・士業に関連した業者をご紹介します。

士業コンシェルジュ

厳選おすすめ5社

2020年04月23日 [FAQ]

遺言書はどこに依頼すればいいの?

それほどの財産があるわけではありませんが、私の亡き父から受け継いだ不動産が自宅の他にもいくつかあって、他にも株などいろいろ投資しているものもあって、子供も4人いるので、そろそろ遺言書を作成しておいた方がいいかと考えています。
妻はいますが、昔からお金の管理はすべて私がしてきて、現在は自宅に長男夫婦と孫二人と暮らしていて、父が経営していて私が現在代表取締をしている会社も近いうちに長男に代表の座を譲ろうと考えているので、会社のためにもある程度の財産は長男に残すつもりですが、そうなると遺言書を残さないで私が亡くなってしまうと、兄弟間で遺産をめぐった争いが起こる可能性も高くそれは避けたいので、専門家に頼んできちとしておきたいと思っています。
普通に考えると弁護士に依頼すればいいと思うのですが、昔からお世話になっている顧問税理士や、不動産関係で付き合いがある司法書士の先生もいて、弁護士には知り合いがいないので、どこに依頼すべきか悩んでいます。
かかる費用も依頼先によって異なるとは思いますが、遺言書の作成はどこに依頼すればいいのでしょうか?
依頼先による違いなどもあれば、それも併せて教えてください。


回答

まずは税理士や司法書士の先生に相談してみましょう。


遺言書の作成の依頼先は、これまでは弁護士に依頼することが一般的でしたが、最近では司法書士や行政書士なども積極的に遺言書作成業務を行っていて、税理士もそれを行うケースもあります。
ただし、税理士は他の専門家に比べると遺言書の作成を取り扱っている数は少なく、相続申告が必要でない場合は、敢えて税理士に依頼する必要はありません。
弁護士は、他の専門家と異なり、法律に関することをオールマイティーに対応できるため、相続に関していろいろな問題を抱えている場合は最も頼りになる存在で、不動産が含まれる遺言書を作成する場合は、その専門家である司法書士に依頼するケースが目立ちます。
行政書士は、弁護士などと比べると費用が安いのが特徴で、相談も気軽にできるメリットがあります。
相続手続きに比べて、遺言書を作成するだけであればそれほど複雑ではなく、それだけなら費用にもそれほど大きな違いが生まれませんので、頼りになる税理士や司法書士の先生がいるのであれば、まずはどちらかに相談してみるといいでしょう。

PageTop

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク